「隻狼」に登場するボスと戦った感想を書いていきたいと思います。今回は
怨嗟の鬼
と戦った感想を書いていきます。
「怨嗟の鬼」と戦った感想
「怨嗟の鬼」はストーリー上戦わなくても問題ない隠しボス的な存在になります。
大きさについて
初見時点でとりあえず思ったのは「デカ!(;´Д`)」ですかね(笑)。隻狼は大きいボスはあまり登場しないですし、出てもせいぜい主人公の倍くらいのボスが多めです。桜竜はただのギミックボスなので除外。その隻狼にあってこのサイズのボスは大きく感じました。
ただねぇ...アクションゲーム慣れしてる人は共感してくれる人多いと思いますが、TPSなどではない、剣戟系のゴリゴリのアクションゲームで大型ボスってあんまり面白くないんですよね(;´Д`)
カメラはずっと上向きでボスが収まりきらないため、敵のスケールをあまり感じませんし、カメラが上向いてるストレスや、モーションがよくわからないストレスの方が強かったりします。そのため、剣戟系のアクションゲームの大型ボスは「つまらない」と言われることが多々あります。それかギミック使うボスやいきなりシューティングゲームが始まったりして別ゲーになったりもします。隻狼の桜竜はまさにそれ。
やはり隻狼も例にもれず、怨嗟の鬼は隻狼の中では微妙だと感じるボス戦でした。
強さについて
強さは一応隠しボスのような扱いなので、かなり強めでした。個人的にもラスボスの次くらいに強いと思いました。
攻撃力と体力が高く、攻撃範囲も広くて、多くの攻撃が炎上効果付き、地形にも邪魔な障害物や火事になっている場所があってダメージを受けたりもします。加えて前途の大きさがあるため、モーションを把握するのに時間がかかったりカメラが変になったりします。
サイズによる問題は好きでは無いですが、それ以外は特に問題なく隠しボスに相応しい強さだったと思います。
体幹より体力が先に尽きる
「怨嗟の鬼」は頑張って弾きをしていても、ほぼほぼ体力の方が先に0になるため早い段階で忍殺はできません。
これが個人的に一番面白くないと感じた点で、「隻狼」やってるのに弾きから忍殺ができないのは爽快感に欠けました。そもそも相対的に「弾き」の重要度が下がるため、基本は回避してチクチクダメージを与える立ち回りになります。
そういう意味では脳汁が出ることも無く、爽快感もあまり感じないボスでした。あくまで個人的にはですが。
傘を使うとグッと戦いやすくなった
突進攻撃の後、距離が離れた状態から使ってくる火球攻撃などが厄介だったので、炎を防げるよう改良した「傘」を使いましたが、これが効果抜群でした。霧鴉でもよかったかもしれませんが、素材の関係で傘を選択しました。
体力ゲージ2本目以降の、叩き付けからの爆発などにも使えるためとても立ち回りやすいです。
ブラボやダクソ感が強いボス
前途の通り「弾き」そのものが有効ではないボスになるため、「隻狼」というよりはブラッドボーンやダークソウルに近い戦い方をしなければならないボスでした。
ブラボやダクソなら武器が大量にあったり魔法が使えたりするので、こういうボスならブラボダクソの方が面白いと思います。あまり「隻狼」の醍醐味を活かせているとは思えないボス戦だったので、微妙ですね(´・ω・`)
感想まとめ
正直に言うとあんまり面白くないボスでした(´・ω・`)やはり連撃を的確に弾いた後の忍殺が醍醐味だと思うので、こういうチマチマ削るボス戦はあまりゲームデザインに合っていないかなぁと感じました。こういうボスとやるなら主人公のメイン武器を色々選べたり攻撃コマンドや出来ることが多かったりエフェクトが派手だったりしないと、地味で作業的になってしまいますよね(´・ω・`)
あと大きいボスに接近戦を挑むとカメラがずっと上を向くので、なんとなく首が疲れます(笑)。
あくまで個人的にはですが、良ボスが多い「隻狼」の中にあって「怨嗟の鬼」はあまり面白く感じませんでした。倒した後も達成感より「だるかった(´・ω・`)」という印象の方が強かったです...。
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