ゲーム攻略戦記

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「ラストクラウディア」をプレイした評価レビュー

ラストクラウディア

2019年4月15日にリリースされたスマートフォン向けRPG『ラストクラウディア』
配信開始前から話題となっていた本作を実際にプレイし、筆者なりの感想をまとめてみましたので参考にしてみてください。

 

ラストクラウディアってどんなゲーム?

『ラストクラウディア』は株式会社アイディスが配信しているスマホ向けファンタジーRPGゲームです。

 

アイディスはこれまでも『グランドサマナー』『ガーディアンズ』など王道ファンタジーRPG作品のリリースを続けており、本作も美麗なグラフィックや重厚さを感じさせる世界観などリリース前から大きな話題となっていました。

 

実際にプレイしての感想

配信直後は進行不可など重篤な不具合もあったものの対応が非常に早く、公式サイトや公式ツイッターですぐに詳細を発表、メンテナンスも即日実施していたので運営のフットワークは軽い印象です。

 

また、不具合ではない「この点が不便」というプレイヤー側から出された要望に対しても反応が早くなっています。


公式ツイッターで個別の意見にも反応を示したり、恐らく基本的なプログラムの変更となるであろう改善についても早い段階で決定し実施時期を明示してくれます。

 

万全なリリースではなかったものの、「ユーザーに不満なく楽しんでもらいたい」という姿勢が現れていて個人的にはとても好印象を持ちました。

 

ビジュアル

リリース前PVで話題になっていた超美麗なグラフィックは作品内でも健在です。

 

ムービーだけでなく、広大なマップも非常に細かく作り込まれていて目を奪われますし、戦闘用マップやイベントシーンの背景、建物などもドットで丁寧に表現されていて、眺めているだけでも楽しめます

 

『アーク』と呼ばれる装備品や各種アイテム、ホーム画面で表示されるキャラクターのCGデザインも圧巻の出来。特にアークのデザインは驚くほど細かく描き込まれていて、一つ一つがアート作品のような存在感をはなっています。単なるアイテムや装備品の域を超えた華麗なビジュアルの数々は一見の価値ありです。


そして個人的に最も興味をひかれたポイントであるキャラクターのドット絵です。見た目もモーションにどこか懐かしい雰囲気を残していて、いわゆる「古き良きRPG」と呼ばれる作品の雰囲気が大好きな筆者にとっては垂涎ものでした。その上で細かい動きや演出が非常にしっかりと作り込まれていて、往年のRPGファンにはたまらない出来になっています。

 

キャラクター

登場人物のキャラ付けもザ・王道です。

 

真っ直ぐな主人公、ちょっと斜に構えた相棒、儚げなヒロイン、活発な女の子、渋い師匠格などなど、ハズレのない面々が揃っています。キャラ同士の掛け合いも戦闘面も性格を活かした演出が多いので違和感を感じるシーンもなく、安心して感情移入できると感じました。

 

その他のキャラクターも非常に個性的でありながら所謂キャラかぶりもほとんどなく、よくある「似たようなキャラばっかりだな…」なんてことにはならないので楽しく進めることができました。このあたりはRPGに特化したアイディスさんならではの上手さを感じさせます。

 

気になったポイント

各キャラの性格やストーリー進行上仕方ない部分ではあるものの、主人公がトラブルメーカーになってしまう場面がちょっと多いですね。主人公は世間知らずながらとても前向きな好青年。いわゆる熱血系に属するキャラクターです。


その前向きさや無知が裏目に出てしまい、主人公に周りが振り回される…という展開が特に序盤は頻発することに。

 

RPGは主人公の成長物語でもあるわけで、今後の成長への布石であることは想像に難くないのですが…他のキャラクターが皆冷静なだけに主人公一人がトラブルメーカーに見えてしまうのが非常に残念。


せっかくの主人公の長所がマイナスに働きすぎているので、今後ストーリーの追加や変更があるのなら是非トラブルメーカー役は主人公以外にも回してあげてほしいところです。

 

ストーリー

さらわれたヒロインを助けに行くところから始まり、その裏にある大きな陰謀に巻き込まれていく…というこちらも王道な展開です。


流れは王道で間違いがないのですが、見せ方が少し勿体ないと感じました。

 

戦闘がメインになるスマホゲームの性質上どうしてもストーリーの描写がぶつ切りになってしまい、自由な探索パートなども特にないので「戦闘を繰り返していたらストーリーがいきなり飛んだ」という印象を受けてしまいがちでした。

 

世界観自体は素晴らしいので、序盤はもう少しイベントシーンを増やしてくれた方がプレイヤーも入り込みやすいかも。


とは言えその一点以外は会話シーンやイベントシーンの演出も非常に凝っていて、序盤から豊富なサブストーリーなどボリュームも満点。


世界観を楽しむという観点からは文句なしにオススメできます。

 

戦闘

戦闘システムはリアルタイムバトル。

 

通常攻撃、魔法、スキルや必殺技といったアクションを、刻一刻と変化する戦場に合わせてリアルタイムに選択していくシステムです。RPGに親しい方には「テイルズシリーズと同じ」といえば伝わるでしょうか。


移動や通常攻撃はセミオートで発動してくれるため、不慣れな方でもある程度戦える優しい作りになっています。

 

とにもかくにもこの戦闘がめちゃくちゃ楽しい

 

可愛いドットキャラクターが画面狭しと暴れ回りながらド派手な技を連発していくので爽快感抜群です。


操作キャラクターの切り替え、魔法の選択中などは一時停止するので「考えているうちにやられた!」なんてこともありません。また、序盤こそセミオートですがストーリーを進行することによってオート戦闘も解放(解放用アイテムを入手)することができるのでプレイヤーの意思をより反映した戦闘も可能に。

 

パーティーの編成、キャラクターごとの装備・スキルの選択とアビリティ育成、『アーク』の選択や育成、『アーク』の種類によって消費が変わる二種類の『ソウル(=いわゆる行動力)』などなど戦略的な要素も多岐にわたるのでやり込み応えも充分


自分なりの育成を楽しみながら爽快な戦闘を満喫できる、総じて完成度の高い作りになっていると感じました。

 

ガチャ

『ラストクラウディア』では

・ユニット(=キャラクター)と『アーク』が排出されるガチャ
・消費アイテムが排出されるガチャ

の二種類が用意されています。


ガチャが二種類というと少し身構えてしまいますが、ゲーム内にもガチャ用通貨の入手手段がかなり豊富に取り揃えられているので無課金でも回転率は良好。

 

排出率もそれほど渋くなく、10連ガチャではレア枠が一つ確定で排出されるなど比較的良心的な部類に感じられます。

 

また、ユニットは排出率が3%と低いもののログインボーナスや各種ミッションなどで「ユニットが確定で排出されるチケット」を入手できるのも魅力の一つ。

 

筆者はガチャ運の悪さにだけは絶対的な自信を持っているのですが、序盤に手に入る無料分の通貨とチケットできちんと戦力を整えることができました。

 

戦闘システム自体がガチャで強いキャラクターや装備を手に入れることよりも「手に入れたものをきちんと育成することが重要」な作りになっているので、あまり課金したくない方や無課金でも充分に楽しめるでしょう。

 

その他

作品全体の特徴として「リソース(管理すべき項目)が多い」という点が挙げられます。


先述した二種類のソウル=行動力やゲーム内通貨、2種類のガチャ用通貨、課金通貨、各種交換所で使用するポイントなどなど…一般的なスマホゲームに比べて非常に多くのリソース管理が必要になります。

 

筆者はリソースのやりくりもRPGの醍醐味と感じるタイプなので楽しめましたが、ソーシャルゲームとして見ると評価の分かれるところ。人によっては煩わしく感じてしまう点かもしれません。

 

まとめ

作り込まれたシステムと重厚な世界観やビジュアル、それを盛り立てるBGMなど、RPGとしての完成度はかなり高いものに仕上がっており

 

『いわゆるお手軽なソシャゲではなく、やり込み型の本格的なRPGである』

 

というのが筆者の素直な感想でした。


RPGファンの方には自信をもってオススメできるタイトルです。気になった方はぜひダウンロードして遊んでみてください。